最近では当たり前のように耳にする「VPN」。最近では、国産VPNの性能も格段にあがってきていますよね。
そんなVPNですが、実は国内だけでなく、国外でも使えるアイテムであることをご存知でしたか?
この記事では、海外でどんな時に必要とされるのか、VPNの使い道をまとめてみました。サクッと短くまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
VPNとは
「Virtual Private Network」、仮想プライベートネットワークの略称です。VPNに接続することによって、個人の特定を防いだり、通信内容を暗号化してインターネットにアクセスすることができます。
海外でもVPNが必要な4つの理由
新型コロナウイルス感染症も一段落を迎え、各国が入国緩和措置を取り始めました。やっと以前のように旅行へ行けるようになってきたわけですが、海外では国外への通信を制限していたり、VPNの使用を制限している国もあります。
そういったことを踏まえた上で、海外でのVPNの必要性を考えてみましょう。
①公共のフリーWiFiを安全に利用するため
海外では空港、ホテルやカフェ、レストランでフリーWiFiが利用できるので、通信容量を気にしなくてよかったり、気軽にインターネットに接続できるのでとても便利です。
しかし、不特定多数の人が使えるフリーWi-Fiはセキュリティ面が低くなってしまっています。最悪の場合、ウィルスを感染させられたり、個人情報を抜き取られたりする可能性もあります。こんな時、VPNの契約をしてあれば、海外であっても安全でプライベートなオンライン環境を実現できます。
②データを暗号化して個人情報を守るため
「ハッカー」や「悪意のある第三者」と聞くと、映画の中の話のように思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その危険は意外と身近に潜んでいます。
現在では、海外でもスマホで買い物ができるようになってきていますが、クレジットカード情報の入力や機密情報などの重要な情報もVPNによって暗号化されていると外部からは攻撃できないため、セキュリティが強化されます。現地でのお買い物を安全にスマホやパソコンで行うためにもVPNは役立ちます。
③日本限定のサービスを利用するため
日本にいると気がづきませんが、実は動画配信サービス系やショッピングサービス系は「日本国内限定」であることが多いのです。
IPアドレスが海外のものになっていると日本国内限定のサービスはブロックされてしまいます。そんな時、VPNがあればIPアドレスを日本に設定するだけで日本限定サービスを利用することができます。特に現在、海外からアマゾンプライムにアクセスできるのはNord VPNです。以前は色々なVPNでアクセス可能でしたが、現在はかなり規制が強くなっています。
④インターネットの使用を制限している国で規制を回避するため
国によっては、インターネットに政府の検閲や監視があったり、インターネットの閲覧に厳しい規制があったりします。
例えば、中東のアラブ首長国連邦(UAE)も規制が厳しい国のひとつです。VPNを使うことで、この規制を回避することができたり、政府の監視を避けることもできます。
海外旅行の際にはその国のインターネット情報やVPN情報など十分に情報収集することをおすすめします。
まとめ
今回は、海外でのVPNの使い道や、海外旅行でのVPNの必要性をまとめてきました。
スマホのVPNアプリはとても使いやすく、VPNサービスによっては、タブレットやパソコンなど手持ちのデバイス全てをカバーする5台対応と言ったものもあります。海外旅行前には、VPNの契約を考えてみてはいかがでしょうか。