セキュリティソフトの中には、ユーザーから信用されていないと噂されるものがあるため、インストールを躊躇してしまう人もいることでしょう。そこでこの記事では、様々な方面で話題になることの多いセキュリティソフトのmcafeeを紹介しています。mcafeeとはどんな機能があるのかについても触れているため、購入するセキュリティソフトに悩んでいる人はぜひご覧になってください。
mcafeeにはどんな機能があるの?
mcafeeとは、以下の機能を搭載しているセキュリティソフトとして有名です。
- ウイルス対策機能
- ファイアウォール
- パスワードマネージャー
- ファイルシュレッダー
- アイデンティティモニター
- Web保護
これら以外にもオンラインでセキュリティの専門家に相談したり、自身のデバイスのセキュリティが現在どのようになっているのかが分かるプロテクションスコアの表示などがあります。ちなみにファイルシュレッダーとは、絶対に消したいファイルを完全に削除する機能で、パソコンをリサイクルショップに売るときや捨てるときに使われる機能です。そしてファイアウォールは、インターネットを使って自身のデバイスに不正なアクセスを仕掛ける行為を防止することができる機能です。パソコンのOSに搭載されているものより強力なので、信用できると評価する人も多数存在します。
値段の違うmcafeeがあるけれどどれを買えばいいの?
mcafeeのトータルプロテクションとは、セキュリティ対策に必要な機能が全て搭載されたプランで、料金別にインストールできる数やセキュリティ対策の期間が以下のように決まっています。
- 税込6500円のプラン/インストール可能デバイス数:10/使用期間:1年間
- 税込10800円のプラン/インストール可能デバイス数:10/使用期間:2年間
- 税込11000円のプラン/インストール可能デバイス数:10/使用期間:3年間
どのプランでもWindowsとmacOSとAndroidとiOSで使えるセキュリティソフトが買えるため、1つ買えば家族全員のセキュリティ対策をすることも可能です。
mcafeeの開発会社は信用できるの?
mcafeeとはアメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララに本社があるセキュリティソフトの開発会社です。セキュリティソフトと同じ名前をしており、1987年に設立されて以降多くのセキュリティ対策に関連した実績を積んできました。特に2013年の実績は目覚ましく、日本で最も使われているセキュリティソフトとして認知されました。しかし、以降は別のセキュリティソフトにその座を譲ってしまうことも多く、一部ではこの事実が信用低下の証拠だと声をあげられている傾向があります。
mcafeeの創設者は既に死んでいるって本当?
mcafeeの創設者とはジョンマカフィーのことを指しますが、この方は2021年6月に亡くなられています。創設者がいなくなったことでセキュリティレベルが維持できるのかという心配の声があるのも事実で、ユーザーからあまり信用されていないと見る人もいます。さらに、過去にはインテルがmcafeeを買収したことがありましたが、わずか5年で再び独立しているため、社内情勢もあまり安定していないことが信用低下に繋がっています。その上mcafeeの創設者ジョンマカフィーは過去に脱税で逮捕されたことがあるため、色々積み重なった結果信用できない会社として日本でも認知されるようになりました。
まとめ
mcafeeとはジョンマカフィーが設立した会社とセキュリティソフトの名前ですが、社内情勢が安定しないなどの原因もありあまり信用されていない会社として有名です。しかし、購入しやすい値段でセキュリティソフトを提供しているのは事実なので、あまりセキュリティソフトにお金をかけたく無い人はぜひmcafeeを使ってみてはいかがでしょうか。