新型コロナウイルスにより外出するのを控え、UberEatsや出前館などのフードデリバリーサービスや、Amazonや楽天市場などのオンラインストアでのオンライン決済をする方が増えましたよね。それに伴って増加したのがウイルス感染によるカード情報のスキミングなどの個人情報の漏洩です。
最近ではGoogle Chromeなどのブラウザが危険なサイトをお知らせしてくれるなどかなり安心して使用することができるようになっていますよね。それでもやはりウイルスソフトをパソコンだけでなくスマホにも入れておく必要があります。
ウイルスソフトといえばウイルスバスターやマカフィーなど有料セキュリティソフトが有名ですが、最近ではBitDefenderやavastなどの無料セキュリティソフトも高品質で満足度が高く人気です。
でも、なぜ無料なのに高品質なものを担保できるのでしょうか。そこで今回はそんな無料セキュリティソフトがなぜ高品質なのか、調査しまとめていきます。
無料セキュリティソフト おすすめまとめ
まずは無料セキュリティソフト おすすめをまとめていきます。
avast(アバスト)アンチウイルス
まずは『avast(アバスト)アンチウイルス』です。機械学習によるウイルス対策やスマートスキャンなどの機能により、未知の脅威が攻撃を開始する前に検知し、デバイスを守ります。スマートスキャン機能では、古いソフトの脆弱性などの隠れた欠陥を発見します。
Avira Free Antivirus
2つ目は『Avira Free Antivirus』です。人工知能やクラウドテクノロジー、独自のスキャナを組み合わせて、多様なマルウェアを検出することで、99.6%のマルウェア検出率を誇ります。
AVG 無料アンチウイルス
3つ目は『AVG 無料アンチウイルス』です。ウイルス対策に加え、PCの性能を維持する機能を備えています。スパイウェアやランサムウェアなど、多様な形態のマルウェアの侵入を阻止し、有料版ではファイアウォールなどの機能も利用できます。
Bitdefender Antivirus Free for Windows
最後は『Bitdefender Antivirus Free for Windows』です。最新の脅威を検知・ブロックできるようにゼロから設計されており、脆弱性の悪用が危惧されるアプリをブロックする機能も搭載されています。「Outlook」、「Thunderbird」のメール保護にも対応しています。
セキュリティソフトを無料で提供できる理由はユーザーの確保
ここまでまとめてきた無料のセキュリティソフトはなぜ無料で提供できるのでしょうか。
2001年から無料セキュリティソフトを提供し、利用者にも支持されているのが「avast(アバスト)」です。アバスト社はセキュリティソフトとともに成長し、現在ではチェコ最大のIT企業の一つとなっているそうです。
その成長の理由は「無料で提供する」ことで非常に多くのユーザーを獲得することができ、それらのユーザーから得た検出情報をもとにさらに高い検出・保護機能を提供する、というのがアバスト社の基本戦略になっているようです。
検出・保護機能は無償版でも十分に満足のいくものになってはいますが、そこから有償版を導入することで、さらに高い使い勝手も提供する、という二段構えの戦略なのだとか。
そのためセキュリティウイルスソフトを無料で提供しながら、その性能は十分なものを持っているようです。
最後に
今回は無料のセキュリティソフトについてまとめ、それらがなぜ無料で提供できるのか、まとめてきました。
セキュリティソフトのキモはユーザー数であり、それがあるからこそ性能を上げることができ、有料版ではより充実したものを提供することができる、そして収益を上げることができる。という循環が成り立っているのでしょう。
また、無料版の多くは広告が多く、それによって使い勝手が良くない、という評判もあります。一部のセキュリティソフトはそう言った収益モデルも取っているようです。自分が守りたい情報は何で、どのように守るといいのか、検討してからどのセキュリティソフトを導入するのか検討する必要はありますよね。
今回ご紹介した内容が安心安全なインターネットライフの一助になったら幸いです。