iPadやiPoneを使っていると、たまにすごく動作が重くなって画面をタップしても長時間反応がないときありませんか?そんなときは思わず強制終了したり、再起動してみたくなりますが画面をタップしても何も反応しなくなる場合があると思います。そこでこの記事では、iPadやiPoneの強制終了や再起動方法を紹介しています。できないときの原因や対処方法も紹介しているので、思わずiPadやiPoneを叩きたくなるほどの重さにイラついた人はぜひこの記事をご覧になってください。
ボタンを押すだけでできるiPadやiPoneを強制終了する方法
iPadやiPoneを強制終了する方法は、ホームボタンがないならトップボタンと音量を上げるボタンを同時に押して離すと強制終了できます。ホームボタンがある機種ならホームボタンとトップボタンを再起動するまで押し続けることで強制終了できます。
アプリスイッチャーでiPadのアプリを強制終了する方法
アプリスイッチャーでiPadのアプリを強制終了したいときは、画面の下部から中央にスワイプして指を離し、終了したいアプリの画面を上にスワイプすれば終了できます。この方法は、ホームボタンやトップボタンを押してもiPadが強制終了できないときに使うと効果的です。動作の重いアプリが強制終了を邪魔していると、ホームボタンなどが機能しないこともあるので、ぜひ試してみましょう。
なお、アプリスイッチャーは、IOS16以前のバージョンではAPPスイッチャー、IOS26ではExposéという名前のアプリで実装されていますがそれぞれ操作方法は同じです。
子供用iPadを使用時間に合わせて強制終了するには?
子供にiPadを買い与えたものの、使用時間が長くて子供の視力悪化が心配という人には、スクリーンタイムを設定してiPadを強制終了させる方法がおすすめです。スクリーンタイムとは、iPadを使っているアカウントに対して使用できる時間を設定しておき、時間が来るとアプリを強制終了させたりして使えなくなるシステムのことです。設定アプリのファミリーから子供用アカウントに対してスクリーンタイムを設定することができ、閲覧したり遊んだりするコンテンツも制限できる機能があります。
電源ボタンが壊れても強制終了する方法
もし電源ボタンが陥没したりして押せなくなってしまったときは、iPadのAssistiveTouchを使って強制終了する方法もあります。AssistiveTouchとは、画面に仮想のボタンを作る機能のことで、電源ボタンを作って電源オンオフの切り替えができる利点があります。方法は、設定アプリのアクセシビリティからタッチを選び、AssistiveTouchのメニューを開いた上で右のオンオフ切り替えスイッチをタップしてください。最後に表示されたメニューの中から、AssistiveTouchに追加したい機能を選択してください。
ちなみにAssistiveTouchには強制終了させる他にも以下のような機能のボタンを追加可能です。
- ホーム画面に移動する
- ダブルタップ
- 複数の指のジェスチャを実行
- スクロールジェスチャを実行
- Siriを起動する
- コントロールセンターにアクセス
- 通知にアクセス
- ロック画面にアクセス
- アプリスイッチャーにアクセス
- iPhoneの音量を調整する
- iPhoneをシェイクする
- スクリーンショットを撮影
- 3D Touchを使う
- Apple Payを使う
- 緊急SOSを使う
- 画面を読み上げる
- 滞留の設定を調整する
なお、siriに電源落としてと頼んでもiPadの電源を落とせますが、フリーズ状態でsiriが動かない状態だと強制終了できる可能性は低いです。
ショートカット機能で電源を強制終了する方法について
iPadのショートカット機能には、システム終了をさせるショートカットが存在します。iPadの電源を落とす機能なので、強制終了ほど拘束力の強い電源を切る方法ではありませんが、電源スイッチが壊れているときには重宝する機能なので、ぜひ活用してみましょう。やり方は、iPadのショートカットアプリを起動し、ショートカットを作成とアクションの追加を順番にタップします。
次に画面上部の機能検索でシステム終了と入力し、出てきたショートカットをタップしてアクションを追加します。最後に右上の完了ボタンをタップし、ホーム画面に作成されたショートカットをタップし電源がオフになることを確認してください。
スイッチコントロールを強制終了する方法
iPadをリモート操作できるスイッチコントロールですが、鬱陶しくなったりすると強制終了したくなると思います。そんなときは、ホームボタンかサイドボタンを三回連続で押してください。また、iPadの接続状態を強制終了したいときは、ログインしているAppleaccountからログアウトするか、wifi接続を解除してください。スイッチコントロールは同じ接続ポイントとAppleaccountにログインしている必要があるので、どちらかが解除されれば強制終了することが可能です。
IOS18以降ならできる再起動方法を紹介
IOS18以降を搭載しているiPadは、コントロールセンターから再起動することが可能です。方法は、画面の右上から下にスワイプしてコントロールセンターを開き、画面に表示されている電源ボタンを長押ししてから離してください。次に画面に表示されたスライダを移動させた状態で30秒ほど維持すると、iPadが再起動されます。
アップデート中に強制終了できないときの対処方法
アップデート中にフリーズしているときは、iPadのwifiを切断すると強制終了できます。特にIOSやメジャーなアプリのアップデートはインターネット回線が混雑し、そのままフリーズしてしまうことも珍しくありません。そこで原因となっているwifiを切断し、iPadの設定アプリを開いて一般タブのアップデートから自動アップデートの設定をオフにして、再度wifiに接続すればフリーズ問題を解決できます。
ただし、IOSのアップデートを放置すると新たにフリーズの原因となる問題が増える場合もあるので、後日必ずアップデートはしておきましょう。
まとめ
iPadを強制終了する方法は、電源ボタンを押す方法が最も簡単ですが、長く使っているとボタンが陥没したりして使えなくなる場合もあります。そんなときは、ショートカット機能や画面にボタンを表示させる機能を使って再起動や強制終了する方法を試してください。なお、強制終了できないときはアップデート中でフリーズしている可能性もあるので、iPadのwifiを一度切断して自動アップデートをオフにしてから再度wifiに接続してみましょう。












