WhatsAppの危険性とは?安全性・プライバシー・トラブル回避方法を解説

WhatsAppは手軽に連絡できる反面、使い方次第で乗っ取りや詐欺、個人情報が漏れてしまうなどのリスクが生まれます。この記事ではWhatsAppの基本からWhatsAppの危険性、具体的な設定と習慣まで整理し、トラブルを回避する考え方を解説します。

WhatsAppとはどんなアプリ?

WhatsAppは、スマホを中心に世界中で使われているメッセージングアプリです。個人間の連絡を電話番号ベースで行えるサービスとして広く普及しています。

何ができるの?

日常利用でよく使う機能は、テキストメッセージ、音声・ビデオ通話、グループチャットなどです。どれも電話番号があれば無料でテキストメッセージの送受信と通話が可能です。日本で使われているLINEと同じような機能ですね。

複数人での連絡が簡単な一方、グループ経由で情報が拡散しやすい点は、WhatsAppの危険性ともつながります。

安全性はどうなってる?

WhatsAppは、メッセージや通話などをエンドツーエンド暗号化で保護し、送受信者以外(WhatsAppを含む)が内容を読めない設計だと説明しています。
また、相手と暗号化状態を確かめたい場合は、チャットごとのセキュリティコードを照合して確認できるとされています。
ただし暗号化は万能ではなく、端末を盗まれた場合や、相手が内容を第三者に見せる、だまされて認証を通してしまうなど、ユーザーが使う上での運用面の弱点は残ります。

WhatsAppの危険性ってなに?

WhatsAppの危険性は、アプリの仕組みそのものよりも、アカウント管理、設定、やり取りの判断ミスから起きることが多いです。

個人情報漏洩のリスク

メッセージ本文が暗号化されていても、プロフィールや公開設定が緩いと、第三者に見られる情報が増えます。さらにプライバシーポリシー上、端末情報やIPアドレス、アプリ情報などの各種データをアプリ側が収集できる旨が書かれているため、どこまで許容するかを意識して使いましょう。
また、Whatsappの情報をクラウドにバックアップする場合、別の経路で漏洩リスクが生まれるため、バックアップの扱いも重要になります。

アカウント乗っ取りや不正ログインの可能性

WhatsAppの危険性として特に現実的なのが、認証コードをだまし取られてアカウントを奪われるケースです。BBCは「確認コードを教えて」と誘導してコードを入手し、アカウントを乗っ取って知人へ金銭要求を送る詐欺を報じています。
警察の注意喚起でも、SMSのフィッシングリンクから偽ページへ誘導し、電話番号と認証コードを入力させて乗っ取る変種が説明されています。

詐欺リンクの拡散が容易

迷惑メッセージや詐欺リンクは、個別チャットだけでなく、グループや転送で一気に広がりやすいのが特徴です。受け取った側がリンクを踏む、コードを渡す、添付を開くなどの行動を取ると、被害が連鎖する形になりやすい点は押さえておきましょう。

電話番号漏洩によるスパム攻撃

どこかしらから電話番号が漏れた場合、電話番号だけあればWhatsappで簡単に海外からでも電話をすることができます。カード会社をかたってカード番号などを電話口で聞かれる詐欺も横行しているため、注意が必要です。

被害に遭いやすいユーザーの特徴は?

自分は大丈夫、騙されないと思っている人の方が以外に詐欺にあったりしますよね。ここでは被害にあいやすい人はどういう人かまとめていきます。

すぐ焦ってしまう人

すぐ焦ってしまう人は、「今すぐ」「至急」などの言葉を聞くと、確認を怠って焦ってリンク先のボタンを押したりしてしまう人が多いといえます。「今すぐ」対応しないとカードが「凍結」して使えなくなる、などと言われると確かに焦りますよね。基本的にカード会社や一般企業が、個人情報や対応をWhatsappなどのアプリで求めてくることはないと覚えておきましょう。

公開範囲が広い人

プロフィールの情報が友達ではない人に見えていて、公開範囲が広い人も注意が必要です。自身が被害にあうことは少なくとも、自分になりすまされてしまう可能性が高まります。必要なければプロフィールは必要最低限にして、公開範囲を限定するとよいといえます。

安全に使うための設定と対策は?

設定は一度やって終わりではなく、定期的な見直しが効果的です。

プライバシー設定をする

プロフィール写真の公開範囲は連絡先を中心にし、ステータスと最終オンラインも見せる相手を絞るか、非表示に設定しましょう。

グループへの追加も、勝手に知らないグループに追加されるとトラブルにつながるため、知らない人に勝手に追加されないように設定することが必要です。

二段階認証の設定をする

WhatsAppは、設定から二段階認証を有効化し、6桁PINを作成し、必要に応じてメールアドレスを追加することができます。
PINは誕生日など推測されやすいものを避け、復旧用メールは普段使うものを設定すると、乗っ取り対策としての実効性が上がります。

不審な連絡や迷惑メッセージへの対処法

迷ったら「反応しない」ようにしてください。特に認証コードや端末連携に関わる要求は、相手が知人でも別手段で本人に確認するのが安全です。

怪しいリンクの見分け方

送られてきたメッセージなどに怪しいリンクやファイルがあった場合、注意深く対応しましょう。

  • 期限で焦らせる:今すぐ、24時間以内、凍結など
  • 入力を求める:電話番号、認証コード、パスワードの入力要求
  • リンク先が不自然:公式に見えてもURLが違う、短縮URLだけで目的が不明

上記に当てはまった場合、詐欺である可能性が高いといえます。SMSのリンクで偽ページへ誘導し、認証コードを入れさせる手口が注意喚起されているため、リンクを開く前に一呼吸置く習慣を普段から身に着けておきましょう。

日々気を付けること

Whatsappの設定だけでなく、日々どのように使うかで差が出てきます。

定期的にアプリを更新する

アプリ更新には不具合修正やセキュリティ改善が含まれることが多いため、後回しにしないようにしましょう。OS更新も同様に、端末側の防御力を落とさないための基本になります。

家族や友人とのやりとりを工夫

家族や仲の良い友人ほど「信用してリンクなどを押してしまう」状況が起こります。合言葉を決める、送金依頼は必ず電話で確認するなど、事前のルール化がトラブル回避に効きます。

常に注意をする

WhatsAppの危険性を下げるコツは、情報を「送らない」判断を増やすことです。認証コード、個人情報、身分証画像などは、送る必要性が本当にあるかを毎回見直すだけでも詐欺などから身を守ることができます。

まとめ

WhatsAppの危険性は暗号化の有無だけでなく、乗っ取りやフィッシング、設定ミスによって発生することがあるため、暗号化があるから安全と決めつけず常に注意をして使用しましょう。詐欺の手口は常に更新されるため、定期的に情報をチェックしながら、少しでも違和感があれば急がず確認してから行動をして、詐欺の被害を未然に防げるようにしましょう。