Windows defenderだけで大丈夫というのは本当?市販が必要なケースもご紹介

パソコンに対する様々な脅威から守ってくれると評判のWindows defenderですが、皆さんはこれさえあればセキュリティソフトはいらないのではと感じたことはありませんか?気になった方は、この記事で紹介しているWindows defenderの仕様や効果を一度ご覧になってください。市販のセキュリティソフトが必要なケースも合わせて紹介しているので、セキュリティソフト導入前にぜひ確認してください。

Windows defenderだけで大丈夫かどうか考察した結果

Windows defenderは、悪意ある第三者からのパソコンへの接続を含め、ウイルスやマルウェア探知にも優れているため、Windows defenderだけで大丈夫です。特にファイアウォールの性能はユーザーからの評価も高く、パソコン内に存在する個人情報が漏洩するのも防いでくれる効果があります。

また、不審なWEBサイトのアドレスやリンクを検知し、ユーザーがフィッシングサイトにアクセスしてしまうのを防ぐ効果があるため、ネットサーフィンをする人からも重宝されています。

Windows defenderだけで大丈夫ではない事例を紹介

Windows defenderだけで大丈夫ではないパソコンの使用環境は、パソコン内に仕事を含めた機密情報が入っている場合です。Windows defenderは高いセキュリティ効果を維持できますが、半面最新のウイルス脅威に対応できていない場合があります。特にオンラインで使用するゲームを始めとしたアプリケーションを利用した猛威は、より最新のセキュリティが必要になります。したがって、バージョンアップを頻繁にするオンラインアプリケーションを使用する人は市販のセキュリティソフトを使ったほうがいいでしょう。

市販のセキュリティソフトが必要な具体例を紹介

Windows defenderだけで大丈夫ではないとされるケースは、オンラインサービスをよく利用する環境です。例えば市販のセキュリティソフトには、決済保護ブラウザと呼ばれる機能があります。決済保護ブラウザとは、オンラインで何かを購入するときに使う専用のブラウザのことで、クレジットカードなどの情報を暗号化して第三者に盗まれるのを防ぐことができます。

対してWindows defenderは決済保護ブラウザがないので、セキュリティに不安が残ります。したがって、オンライン取引をする人は市販のセキュリティソフトをインストールしたほうが良いでしょう。

市販のセキュリティソフトにしか無い機能を紹介

市販のセキュリティソフトにしかない機能は、データシュレッダーが有名です。データシュレッダーとは、パソコン内にあるデータを復元不可能なレベルで削除することです。同じ機能をWindowsで実現しようとした場合、OSの再インストール機能を利用する必要があるため、必要以上にファイルを削除してしまうかもしれません。

さらにセキュリティソフトには、脆弱性のあるパスワードやセキュリティ検知を行うことができます。Windows defenderにもセキュリティ検知をする機能はありますが、パスワード検知までは搭載されていないので、アカウント情報を沢山持っている人はセキュリティソフトを使うことをおすすめします。

市販のセキュリティソフトにデメリットはないの?

Windows defenderだけで大丈夫かどうか不安が残るという理由だけで市販のセキュリティソフトをインストールするとデメリットがあります。一番大きなデメリットは、インストールしたセキュリティソフトが常時動いているため、パソコンの処理速度が遅くなることです。インストールするセキュリティソフトによっては、アップデートにより長時間パソコンの処理速度が遅くなる可能性があるため、無暗にインストールするとパソコンが使いにくくなります。

まとめ

パソコンに保存されているデータ次第では、Windows defenderだけで大丈夫な場合があります。しかし、Windows defenderだけでは対応できない未知のセキュリティ脅威があるかもしれません。そのため、クレジットカードなど漏れたら困るデータがある人は市販のセキュリティソフトをインストールしましょう。ただし、市販のセキュリティソフトはインストールするとパソコンの動作が重くなるので、注意が必要です。