インターネット上に存在する様々な危険性を排除してくれるファイヤーウォールですが、便利な半面時々無効化してもっとテンポよくインターネットを楽しみたいと感じたことはありませんか?そんな人には、一度この記事でファイヤーウォールを無効化したときの危険性や無効化する必要性について理解することをおすすめします。利用している環境によって様々な危険性があるため、必ず確認してから設定を変更しましょう。
ファイヤーウォールを無効化する必要性とは
ファイヤーウォールを無効化しなければならない状況はほとんどありません。理由は、ファイヤーウォールに第三者からの悪意あるパソコンへの接続を防ぐ効果があるからです。そのため、ファイヤーウォールを不用意に無効化すると、パソコンのセキュリティレベルが著しく低下し、最悪の場合コントロール不可能になるかもしれません。
ファイヤーウォールを無効化しなければならない状況とは
実はOSのファイヤーウォールには、パソコンへ接続してくる信号を悪意あるものなのかユーザーが使う予定のアプリケーションなのか判断する機能が備わっていません。そのため、セキュリティソフトをインストールするときに、場合によっては手動でOSのファイヤーウォールを無効化する必要がでてきます。
もし無効化しないでセキュリティソフトをインストールしようとすると、エラーが出る可能性があるため、必ず無効化してからインストールしましょう。また、ファイヤーウォールを無効化しないでセキュリティソフトのインストールに成功しても、後日エラーが出る可能性があります。したがって、万が一無効化せずにインストールしたときは、一度セキュリティソフトを削除してからもう一度正規の方法でインストールしましょう。
ファイヤーウォールを無効化しても問題ない事例とは
もしセキュリティソフトのファイヤーウォールを有効にしている人は、OSのファイヤーウォールは無効にしても問題ありません。理由はファイヤーウォールを複数有効化すると、互いの機能が干渉し正しく機能しない可能性があるからです。同じ理由でセキュリティソフトをいくつもインストールすると、動作不良を起こす可能性があります。
したがって有効にするファイヤーウォールはセキュリティソフトかOSの中からいずれか1つまでにしてください。
ファイヤーウォールを無効化したときの危険性について
ファイヤーウォールには、自身のパソコンの個人情報が盗まれるのを防ぐ効果があります。したがって、ファイヤーウォールを無効化すると、クレジットカードの情報なども盗まれる可能性があります。そのため、通販で買い物をしたりオンラインゲームをしたりする人は、絶対にファイヤーウォールを無効化しないでください。
また、ファイヤーウォールを無効化すると、悪意あるユーザーにパソコン内にあるデータを盗み見られてしまうかもしれません。他人に見られたくない写真やパスワードをメモ帳に書き込んで保存している人は、ファイヤーウォールを常に有効化しておきましょう。
まとめ
ファイヤーウォールはパソコンのセキュリティ状態に合わせて無効化しても問題ない場合と、危険性が出る場合があります。セキュリティソフトをインストールしていれば、OSのファイヤーウォールは無効化しても問題ありませんが、セキュリティソフトをインストールしていない場合は常に有効化しましょう。ただし、セキュリティソフトをインストールする過程で一時期的に無効化しないと行けない場合もあるので、その場合はセキュリティソフトが出す指示に従ってください。