オンラインストレージは万が一に備えてバックアップを取っておける便利な機能ですが、様々な種類があるとどれを使って良いのか迷ってしまいますよね。大事なデータを保存するなら安心できるサービスを利用したいはずなので、この記事ではGoogleドライブとiCloudのどっちが良いのかを紹介しています。噂のOneDriveなどのオンラインストレージも紹介しているので、保存しておきたいファイルが沢山ある人は特にご覧になっていただきたいです。
GoogleドライブとiCloudはどっちが優秀なの?
GoogleドライブとiCloudのどっちか優秀なオンラインストレージを利用したい人には、Googleドライブをおすすめします。理由はiCloudはWindowsパソコンに限りバックアップデータを共有できない可能性があるからです。これはiCloudの一部のバックアップデータとWindowsパソコンに互換性がないためです。例えばIphone専用アプリはセーブデータ含めバックアップできない事例が多く、読み込みに対応しているIosのパソコンを使う必要があります。
したがって、Iosのパソコンを持っているならiCloudもおすすめですが、Windowsパソコンしか持っていない人にはGoogleドライブがおすすめです。
保存したいファイルの形式で選ぶオンラインストレージとは
GoogleドライブとiCloudのどっちを利用するか決めかねている人には、保存したいファイルのファイル形式で決める方法もおすすめです。以下に紹介している表は、GoogleドライブとiCloudでそれぞれ保存できるデータの主なファイル形式をまとめたものです。どちらのオンラインストレージでも保存できるファイル形式も紹介しているので、どちらが自分にとって便利か確認してみましょう。
Googleドライブで保存できる主なファイル形式とは
Googleドライブで保存できるファイル形式には、複数の圧縮ファイルやワードやエクセルのファイル形式にも対応しています。特にワードやエクセルのファイル形式は、Googleドライブ上でそのまま編集できるため、iCloudとどっちが優秀かを決める十分な判断材料になるでしょう。なお、Apple関連のファイルではkeyやnumbersのエディタ系ファイル形式が保存可能です。
ZIP | RAR | tar |
MPEG | WAV | ogg |
CSS | PHP | C |
TXT | AVI | XLS |
PPT | DOC | PSD |
iCloudで保存できる主なファイル形式について
Googleドライブと比較してiCloudは、写真や動画に特化したファイル形式を保存できるので、どっちを利用するかを決めるときはエンタメ系ファイルの取り扱い数で決めるのがおすすめです。例えばiCloudは4K動画の特殊フォーマットを保存することができるので、ホームビデオなどを高解像度で撮影している人は便利でしょう。さらにRAWなどの高解像度を維持できるデータにも対応しているため、オンラインストレージに保存するためにファイル圧縮をしなくても済むメリットがあります。
HEIF | RAW | HEVC |
MP4 | Live Photos | AAC |
M4V | MOV |
GoogleドライブとiCloudの両方で保存できる主なファイル形式
GoogleドライブとiCloudのどっちでも保存できるファイル形式には、画像ファイルや音声ファイルなどで互換性の広いタイプが集中しています。しかし、一部のファイル形式はiCloudドライブなどの保存機能を併用しないと保存できないので、やはり保存形式の幅広さや自由度で判断するならGoogleドライブに分があります。特にADOBE系編集ソフトのファイル形式はiCloudの面倒な部分を感じる人が多いようなので、作業内容の受け渡しなどを仕事でしている人はGoogleドライブのほうがいいでしょう。
JPEG | GIF | BMP |
WAV | CPP | java |
MP3 |
ストレージの利用料金が安いのはどっち?
GoogleドライブとiCloudでどっちか料金の安いオンラインストレージを利用したい人にはGoogleドライブがおすすめです。Googleドライブは保存できるファイル形式ならば15GBまで無料で保存できるメリットがあります。対してiCloudは無料で使えるのは5GBのみで、保存できるファイル形式も限定されています。
ただし、iCloudはGoogleドライブよりも有料プランが良心的で、最低50GBから月額130円で利用できます。一方Googleドライブは、100GBからで料金も月額250円と若干高いです。さらにiCloudは12TBという大容量プランが用意されているので、大量の動画や写真を高解像度で保存したい人には便利なオンラインストレージと言えます。
GoogleドライブとOneDriveを比較してみよう
GoogleドライブとOneDriveの使いやすさは拮抗しているといっても過言ではありません。大きな要因となっているのがoffice365の存在と保存可能容量の存在です。OneDriveはGoogleドライブよりも無料で保存できる容量が5GBと少ない代わりに、office365をオンライン上ならいつでも利用できます。対してGoogleドライブはGoogleドキュメントを保存するときに便利なオンラインストレージですが、パワーポイントが使えない上に、ワープロと表計算機能の一部が制限されています。
したがって、Microsoftのサービスをよく利用するならOneDriveを利用し、Googleのサービスをよく利用するならGoogleドライブを利用することをおすすめします。
iCloudとOneDriveはどっちが便利なの?
iCloudとOneDriveはどちらも無料で保存できる容量が5GBなので、保存するデータのファイル形式で選ぶことをおすすめします。または、使っているパソコンで選ぶのもおすすめで、Windowsパソコンを使っている人はOneDriveのほうが互換性のあるファイルタイプが多いのでバックアップに便利です。対してiCloudはWindowsでも使うことができますが、非対応のファイル形式も多く、それならIOSのパソコンとiCloudを併用するほうが使いやすいです。
まとめ
GoogleドライブとiCloudでどっちを使うか迷っている人は、保存したいデータのファイル形式で選ぶ方法がおすすめです。また、予算が限られている人は無料で沢山保存できるGoogleドライブがおすすめですし、iCloudは4K動画のファイル形式にも対応しているところが魅力的です。さらにOneDriveならMicrosoftが提供しているアプリの専用ファイル形式にも対応しているので、この記事の情報を参考に自分が便利だと思うオンラインストレージを使いましょう。