皆さんは、Xを見るだけなのにアカウントを作る手間を面倒に感じることはありませんか?そんな人には、アカウントを作らなくてもXを見る方法をご紹介します。ただし、この記事で紹介している方法は、Xの最新のアップデートによって使えなくなっている場合があります。旧Twitterでは使えたので、もしかしたら今後のアップデートによって再び使えるようになるかもしれません。気になったらぜひ、試してみてください。
X(Twitter)を見るだけのサイトとは?
X(旧Twitter)は世界的に普及しているSNSプラットフォームですが、全員が機能を駆使して使いこなしたいわけではないですよね。好きな芸能人のアカウントをチェックしたい、トレンドワードを見たい、今SNSで話題になっているトピックを知りたいなど、自分が発信する以外の目的でXを使いたい人もいることでしょう。そんな「見る専門」の人向けに、おすすめのサイトをご紹介します。
基本機能のみのX見るだけサイト
以下のサイトは、Twitterを見るだけのために開発されたサイトとして有名です。
- Nitter
- TwStalker
このサイトの仕様は、閲覧したいXのアカウントを検索し、そのアカウントの更新情報を含めた投稿内容を閲覧するものです。そのため、見たいXのアカウント名が分からないと利用できません。また、Xの公式アプリとは違い相手をフォローしたりブロックしたりすることができないため、機能が制限されて不便に感じる人もいるかもしれません。Xの機能をフル活用したい人は、アカウントを作成することをおすすめします。
トレンドを追いかけたい人におすすめX見るだけサイト
トレンドのツイートやハッシュタグの検索能力に優れたサイトが、以下のものです。
- Tweeplers
- NotifyTrending
Twitterを見るだけのサイトの中でも、上記はトレンドを追いかける目的で使われることが多くあります。ただし、日本語のローカライズが不十分で、ある程度英語が読めない限り、使うのは難しいかもしれません。世界的に見ればTwitterを見るだけのサイトとして有名なので、英語力のある人は一度使ってみてください。
ほかにもある!X(Twitter)を見るだけの方法
Xを見るだけの目的で使いたい場合、サイトだけでなくほかにも方法があります。結論からいうと、Xを見るだけだとしてもやはりXのアカウントがある状態がもっとも望ましいでしょう。気に入ったアカウントや有益なアカウントを自由にフォローできますし、好きな投稿をブックマークしておけばいつでも見返すことができます。アカウントがあれば、推しの投稿に思い切ってコメントすることもできますね!しかし、どうしてもアカウントを作りたくないという人は、以下の方法も参考にしてみてください。
Yahoo!のリアルタイム検索
Yahoo!のリアルタイム検索は、投稿内容自体を検索する方法を使うことで、Xを見るだけのサイトとして活用することができます。ただし、リアルタイム検索を使った方法は、スポーツ観戦のシーズンが始まると途端にスポーツに関するツイートが飛んでくるため、膨大の投稿の中から”推し”や”応援しているチームの情報”を探す必要があります。また、NitterやTwStalkerのようにアカウント名を使った検索ができない上に、流行のポストが表示されるだけなので、機能不足を指摘する声があります。
Xの検索窓のアドレスに直接アクセス
Twitterはもともと、検索窓を別アドレスにしているという特殊な仕様でした。そこにアクセスすることで、ログインしなくてもツイートが見られるようになっていました。しかし、Xのアップデートによってこの方法は使えなくなり、検索窓のアドレスにアクセスしようとするとログイン画面が表示されてしまいます。
NEWS: Twitter's web version no longer allows users to browse without logging in. All urls redirect to the signup page.
This is believed to be a measure to make it harder for scrapers to take Twitter's data, like ChatGPT's web browsing plugin has been doing. pic.twitter.com/DbfuAWwS4p
— X Daily News (@xDaily) June 30, 2023
しかし、このニュースに対してはイーロン・マスク氏本人が「一時的な措置です」とコメントしています。
Temporary emergency measure. We were getting data pillaged so much that it was degrading service for normal users!
— Elon Musk (@elonmusk) June 30, 2023
今後のXのアップデートによって、再度使えるようになると良いですね。
埋め込まれた投稿は閲覧できる
制限のある閲覧方法ではありますが、外部サイトや記事に埋め込まれた投稿は、Xのアカウントがなくても見ることができます。しかし、ご自身の見たい投稿やアカウントを探すことはできず、あくまで「最初からその記事に埋め込まれていた投稿」が見られるだけなので、総合的に言えば自由度は低いでしょう。外部サイトを閲覧していて、Xアカウントを持っていない場合でも、その記事にある投稿は読むことができますので「記事の内容が分からなかった」という心配はないでしょう。
知っておきたい!Xを見るだけの注意点
Xを見るだけで使いたいときに、知っておきたい知識をご紹介します。Xを見るだけで使う方法は複数ありますが、中には「思っていたのと違う」「見たいアカウントが見られない」と、不便を感じることがあるかもしれません。そんなときは、Xの基本的な規定やルールにまつわる知識をつけておきましょう。Xに見たいアカウントがある場合、見るだけで利用したりXのアカウントを作ったり、ご自身の目的に合う方法を選んでくださいね。
非公開アカウントは何をしても見られない
Xには、アカウント情報や投稿を非公開にする設定ができます。非公開アカウントに設定すると、自分のプロフィールや投稿、引用ポストをした記録などが一切表示されなくなります。このアカウントは個人情報が守られていますので、Xのアカウントなしで検索をかけたり、特殊なサイトを使ったりしても、閲覧することはできません。
見るだけのアカウントを作っても相手にはバレない
Xを見るだけの目的で使いたい場合でも、アカウントを作ってしまうと相手にバレると思っている人がいるかもしれません。しかし、Xにはいわゆる足跡機能がありませんから、アカウントを作って閲覧しても相手にバレることはありません。しかし、いいねを押したりコメントをしたり、フォローしたりすると相手に通知が行きますので、相手にバレたくない場合には、アクションを起こさないようにしましょう。
なぜX(Twitter)を見るだけ機能がなくなった?
2023年ごろからX(2023年当時はTwitter)を見るだけという使い方ができなくなってきています。イーロン・マスク氏は「一時的な措置」と発表していますが、当時イーロン・マスク氏もいつまでの措置なのか分かっておらず、運営側にも何らかの狙いがあったとみられています。マーケティング情報局によれば、X側が見るだけ機能を制限したのは、以下の理由があるのではないかといわれています。
- スパムや不正利用の対策をするため
- ユーザーデータ管理の厳格化
- プラットフォーム価値の維持
要は、本当にXを使いたいと思っているならばアカウントを作るのがもっとも便利な方法ということになってきているんですね。
Xに対抗したサービス「スレッズ」はどう?
Xを見るだけの目的で使うことは、Twitterだった時代と比べてしづらくなっていることが分かりましたね。そこでおすすめされるもう1つの方法が、スレッズを使うことです。スレッズはMetaがリリースしているXに対抗したSNSプラットフォーム。スレッズはWeb閲覧に対応しているため、スレッズ用のURLを入力すればアカウントなしで見ることができるんです!スレッズを見るだけで利用したいときはURL欄に「https://www.threads.net/@」と入力し、@のあとにアカウント名を入れてみてくださいね。
まとめ
Twitterを見るだけのサイトは、Xにアップデートされてからも使うことができますが、一部機能性を制限されている方法もあるため確実ではありません。また、中には皆使っているもののアプリやサイトのローカライズが不十分で、敬遠されてしまうことの多い方法もあります。そのため、Xを利用するときはできるだけ公式でアカウント登録を行い、正規の方法で投稿内容を閲覧することをおすすめします。